今年2021年 辛丑(かのとうし)年は「凍土に眠る宝」を意味していて、凍土というフリーズの状態で宝は掘り出せず、寒さに耐えてじっと待つ状態です。まさに、世界中がロックダウンで人間も物資も動かず滞ってしまうという一年でした。
来年の壬寅年は「雪解け水」を意味します。物事胎動す。雪解け水のごとく、旧来のものを突き破って新しい流れが物事を押し流していくという大きな力です。世界がフリーズの状態から脱出して、明るい春に向かって目覚めていく事を期待しましょう。
尚、この太陽太陰暦では来年2月4日からが壬寅年となりますので、それまではまだ辛丑年ですから、新しい流れが動きそうではありますが、まだまだフリーズの状態がしばらくは続くことになるでしょう。