古代中国の風水では南方位(北半球)の玄関を吉相としています。
この方位の守り神、朱雀=鳳凰が幸運を運んでくる守り神なので、
朱雀カラーである朱赤の門を作ったり、ドアを赤く塗ったりしました。
日本の神社の鳥居のほとんどがこの朱雀色であることは、
ご存知であることと思いますが、神社の鳥居のほとんどが、
実は南に位置しているのです。南の鳥居をくぐって、手水舎で手を洗うのですが、
これは東よりで東の方位神、青龍の口から水が出ていたりします。
東南にきれいな水で厄払いの風水になります。
神道は中国の道教の影響を強く受けているのです。
東南の玄関にきれいな水が流れれば、水が人を呼ぶともいいます。
香港などのホテルなどに、水がよく使われています。
また、水はお金を運んでくるとも考えられているのです。